
本プログラムは、長野県上田市をフィールドに「山」という地域資源を活用し、
地域や行政が抱える課題解決、そして新たな事業創出を目指す新価値探究型ワークステイ。
地域住民・企業・行政とともに取り組むことで、持続可能な里山の未来を描きます。


地域の課題は、
未来の
価値になるかもしれない。
新価値探究型ワークステイ
「林業従事者は40年で7割減」「高齢化も進み人材不足が深刻」
長野県上田市をはじめとする山間地域では、全国的な人口減少や高齢化を背景に、林業を担う人材不足が深刻化。林業従事者はこの40年で約7割減少(1980年14.6万人→2020年4.4万人)、さらに65歳以上の割合が25%と、全産業(15%)を上回る高い水準となり、山を抱える地域が直面する課題は、いち自治体だけでは解決できない社会的テーマとなっている。本プログラムは、長野県上田市をフィールドに「山」というローカル資源を起点とし、地域経済の再構築と新規事業創出をめざす新価値探究型ワークステイ。罠ブラザーズと都市部の多様なプロフェッショナルが共創し、ビジネスのアプローチを通じて、山の課題を「負債」ではなく「可能性」「資本」への転換へ挑む。山の資源循環を生み出し、観光・食・教育・ライフスタイルなど多様な領域で、持続可能な地域経済の未来をつくっていく。

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新規事業
・地域資源を活用した事業アイデアが発案されている。
・罠ブラザーズとの共創に限らず、個人としても今後地域資源を活用した起業や事業をしたい個人が生まれている。 -
ネットワーク
プログラム参加者・罠ブラザーズ・自治体・地域企業が、地域内外に人的ネットワークを構築でき、プログラム終了後も相互に協力しあえる。
オンライン説明会
online
briefing
session
本プログラムへ興味いただいている方へのプログラム説明会です。 罠ブラザーズから解決したい地域課題について説明します。オンライン説明会のみのご参加も大歓迎です。
2025/10/28
19:00-20:00
申込締切:2025/10/28 12:00
参加方法 : 以下より事前登録をお願いいたします。
ZoomURLをお送りいたします。
お申込みには、HiPro Direct のご登録が必須となります。
RE:YAMAで求めている方
the ideal candidate
- 社会課題の解決に貢献したいと考えている方
- 本業で培ったスキルを活かし、 挑戦したい方
- 地域での対話を通じて、 価値を探究したい方
- 地域にある資源を活用し、 社会インパクトを示したい方
- 社会課題の解決に貢献したいと考えている方
- 本業で培ったスキルを活かし、挑戦したい方
- 地域での対話を通じて、価値を探究したい方
- 地域にある資源を活用し、社会インパクトを示したい方

プログラム3つの特徴
three features
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Discovering New Value
新価値発掘
実際に地域に足を運び、森林や里山、そこに根ざす人々や企業の知恵に触れながら、これまで見過ごされてきた「山の資源」から新しい価値を発掘し、可能性を秘めた資源として再定義します。
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Co-creation Opportunities
共創機会
最終発表では、 発掘した資源や再定義した新しい価値の中から、事業として継続検討に値する優れた企画を選定します。選ばれた企画は、 HiPro Directを通じて地域企業との連携につなげ、 副業や共創の実践機会へと展開していきます。
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Small-group system
少人数制度
最大11名の少人数で実施。さまざまな業界の一線で活躍している異業種の参加者同士が混ざり合いながら、 新価値創造に取り組むことができま す。バックグラウンドの異なる参加者の本気のプレゼンをみることができます。

プログラム支援体制図
program
structure
diagram
課題を解決するアイデアを、各参加者ごとに個別プレゼンしていただきます。
開催拠点
location
長野県
上田市
長野県上田市は、県東部に位置し、古くから城下町や宿場町として栄えてきた歴史と文化を有する地域です。 東京や名古屋からのアクセスの良さ を備えながら、周囲には菅平高原をはじめとする豊かな山岳地帯が広がり、森林や水資源など多様な自然の恵みを抱えています。
一方で、市域の約7割を占める森林は、 里山の荒廃、 獣害、 林業後継者不足といった課題を抱えており、「地域の負債」として見られることも少なく ありません。
しかし、その山々は、観光、 再生可能エネルギー、アウトドア産業、 地域ブランドづくりなど、 多彩な可能性を秘めた”未利用資源”でもあります。
上田市は今、その負債を資本へと変え、地域の未来を切り拓く挑戦の舞台となりつつあります。
こうした課題と資源の両面を活かし、新たな事業を共に創出する、プロフェッショナルな力を求めています。

罠ブラザーズ紹介
wana brothers

「罠ブラザーズ」は単にジビエ肉を購入できるサービスではなく、罠シェアリングによって狩猟からジビエ肉を“いただく”までの過程を追体験できるサービスで す。2022年に「グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。
狩猟が減った近年、 野生の鹿は個体数の増加や分布の拡大が一層強まり、生態系や農林業に及ぼす被害が深刻化しています。罠ブラザーズは、狩猟を行う人達の活動支援と、この課題について共に考える機会の提供に繋がる事を目指しています。
プログラム概要
program
outline
オンライン説明会
2025/10/28 tue. 19:00~20:00
- 日程
- 2025/11/29 sat.・11/30 sun.
- 開催場所
- 長野県上田市 (現地集合・解散)
- 費用
- 無料
- 定員
- 11名
- 応募〆切
- 2025/11/06 thu. 23:59
※長野県上田市までの移動手段は自己負担にてご自身で予約・手配いただきます。
※宿泊費・食費(1日目昼食、2日目朝食・昼食)は無料です。
※応募者の中から、HiPro Directにご登録いただいているプロフィール、応募フォームを元に選考いたします。
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参加資格
・11月29日(土)~11月30日(日)のイベント現地で参加ができること
・11月30日(日)は、他の参加者がいる前でのプレゼンとなります
・プログラム後に罠ブラザーズや他事業者からのご相談があった場合もお受けいただけること
・プログラムにおける取材や別セミナーなど取材・登壇のご協力をいただけること -
応募フロー
10月09日 (木) 募集開始(HiProDirectのご登録必須)
10月28日 (火) オンライン説明会(参加必須・アーカイブ配信あり)
11月06日 (木) 募集締切
11月07日 (金) 当落通知
11月13日 (木) 参加者限定オンライン相談会・交流会
11月29日 (土)~11月30日 (日) プログラム当日
想定テーマ・アセット
theme
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現在の課題
・捕獲された野生鳥獣の食肉利用率が低く、多くが廃棄されている
・ジビエに対する消費者の理解不足や流通インフラの未整備
・地域住民の誇りや関心につながるストーリー不足
・鹿肉資源が「地域資源」として認識されにくい -
提供可能アセット
・罠ブラザーズの鹿肉ストーリーテリングと加工・販売ネットワーク
・既存のツアーや研修プログラム(「僕たちはどう食べるかツアー」等)
・上田市や県のジビエ振興施策・補助金
・現地他事業者とのネットワーク
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現在の課題
・山の管理者や担い手の減少・高齢化
・獣害被害拡大と農林業従事者の負担増
・地域外在住者や無関心者の所有する山林の放置
・森林整備不足による災害リスクや生態系バランスの崩壊 -
提供可能アセット
・罠ブラザーズによる狩猟やジビエの食肉化ノウハウ
・山間部の変化に関するナレッジ、鹿の生態に関するナレッジ
・森林環境譲与税や国の支援制度の活用可能性
・地元自治体・林業組合・猟友会ネットワーク
・上田市の所有する市有林
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現在の課題
・山林・ジビエなど自然資源は安定供給が難しく、事業化リスクが高い
・需要と供給が季節や捕獲状況に左右されやすい
・食肉処理事業としてスケールさせるには、初期投資がかかる
・「資源変動性」に耐えうるビジネスモデル設計不足 -
提供可能アセット
・捕獲・屠殺・流通などの個体情報データ
・狩猟や林業の副産物(間伐材・骨・皮など)を活かす可能性
・実証実験やパイロット事業の場(上田市や長野県のフィールド)
・地域間での事例比較や研究者・専門家とのネットワーク
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現在の課題
・大量消費・規模拡大を前提とした産業モデルの限界
・資源の乱獲や過剰利用による持続性の低下
・動物の命がモノとして消費されている現状
・「適正規模」「節度ある利用」を前提とした市場設計・思想設計の不足
・都市部消費と地方資源の乖離 -
提供可能アセット
・狩猟現場を起点にした「適量利用」モデルの実証機会
・教育プログラムやツアーを通じた消費者意識転換の実証機会
・食肉以外の多用途(ペットフード・皮革・骨資源)活用余地
・肉食にまつわる倫理のナレッジ
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現在の課題
・各地域で同様の課題(獣害・林業衰退・人材不足)が発生しているが知見が分散
・システムやデータ管理の仕組みが地域ごとにバラバラ
・行政・NPO・民間の取り組みが縦割りで共有されにくい
・成功事例の横展開や標準化が進んでいない -
提供可能アセット
・捕獲・屠殺・流通などの個体情報データ
・罠ブラザーズや上田市の保有するジビエ関係・林業関係のネットワーク
・他地域のネイチャーポジティブ化を主導する企業とのネットワーク
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プログラム当日のスケジュール
schedule
※スケジュールは予定です。 天候等の都合により内容の変更がある場合がございますので予めご了承ください。
※上田駅で集合・解散となります。
※天候や事故による交通機関の遅延・欠便につきましては、当社では一切責任を負いかねます。ご了承ください。
※本プログラムの参加によって、参加者及び第三者に生じた事故や怪我、 および発生した損失や損害について、当社では一切責任を負いかねます。
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DAY 1
2025/11/29 sat.
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10:30
上田駅集合
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10:50
フィールドワーク1
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11:30
ランチ
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12:40
フィールドワーク 2
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16:00
罠ブラザーズとディスカッション
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18:00
温泉
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19:30
夕食 / 懇親会 ※各自自費(任意)
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21:00
焚火ダイアログ
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DAY 2
2025/11/30 sun.
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07:00
テントサウナ(任意)
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08:30
朝食 / 朝会
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09:00
個人ワーク
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12:00
昼食
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13:00
個別プレゼンテーション
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16:30
プレゼン審査結果発表
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17:00
交流会(※地域企業も参加予定)
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18:00
上田駅到着・解散
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過去プログラムの様子
past scenes
過去参加者の実績
past participants'
achievements
HiPro Direct(ハイプロダイレクト) が開催した過去プログラムに参加した参加者と地域企業がマッチングし、地域課題・企業課題と向き合う中で、 継続的な関係性を築いています。

参加者と地域企業の共創プロジェクト
2024年9月にHiPro Directが実施した課題解決型ワークステイイベント「まるごと八丈島を考えるプログラム」をきっかけに始動。 副業人材が八丈島の 樫立酒造と出会い、地域課題・企業課題と向き合う中で、継続的な関係性を築き、構想・企画・推進を担いました。
よくある質問
FAQ
オンライン説明会へ応募いただいた方全員へ、アーカイブ動画もしくは説明会での映写資料を展開予定です。オンライン説明会募集ページでキャンセルされた場合、アーカイブ配信はお送りされませんのでご了承ください。
本プログラムは、個人プレゼンを行っていただき、個人での副業マッチングを目的としております。友人・チームメンバーで各々ご応募いただくことは可能ですが、必ずしも皆様ご一緒での当選はお約束できません。また、プレゼンは個々で行っていただきます。
1泊2日でご参加いただくことを前提としています。途中参加は受け付けておりません。
①HiPro Directに記載いただいている自己紹介、基本情報、職歴、スキル ②参加表明に記載いただいているフォーム記入内容
上記と参加への熱量等を踏まえ、総合的にテーマオーナーと事務局で選考させていただきます。適切な判断をさせていただくため、自己紹介、基本情報、応募フォーム等を記載する際は、ぜひ時間を取って、詳細に記載いただくことを推奨しております。やむを得ない事情を除き、選考通過者による一方的なキャンセルは受け付けておりません。選考制・少人数制を採用していることもあり、中には参加をお断りする方もいらっしゃいます。キャンセルはお控えください。
長野県上田市までの移動手段は自己負担にてご自身で予約・手配いただきます。
天候や事故による交通機関の遅延・欠便につきましては、当社では一切責任を負いかねます。ご了承ください。
本プログラムの参加によって、参加者及び第三者に生じた事故や怪我、および発生した損失や損害について、当社では一切責任を負いかねます。
本プログラム開催日前後の日程はプライベートでご滞在いただけます。宿泊場所等のサポートは行っておりません。
テーマオーナーへの直接の連絡はお控えいただきますようお願いいたします。事前準備で生まれた疑問事項や確認点等は、参加者向け相談会もしくは、プログラム当日にフィールドワーク・ディスカッションの場がございますので、その場でテーマオーナーへヒアリングをお願いいたします。
事前準備は必須ではありませんが、当日ご用意いただける時間は、2日目午前中のみと限られています。限られた時間内で企画をまとめるのは難しいため、可能であれば事前に企画案を準備していただき、現地のフィールドワークを通じて内容をブラッシュアップしていただくことをおすすめします。