【当社について】
代表取締役の小林輝之です。当社は36年前、私の父が自宅の一角に溶接機1台を据え、個人事業主として創業した鉄工所です。
私は、県外の大学進学後に拡大期の飲食チェーンでアルバイトを始め、そのまま就職。勢いのある経営者の側での学びや、成果がすぐ評価されるスピード感に大いに刺激を受け、20代後半には複数店舗を統括していましたが、30歳を前に家族を持ったことで先のことを考えるタイミングになりました。そんなときに父から「戻ってこないか」と声をかけられたことを機に、地元・福井へ戻る決意をしました。
いざ入社すると、そこには父が築いた工場と、職人たちの暮らしがありました。「この職人たちの雇用と、その家族の暮らしを守る」という強い使命感が芽生えたのは、現場に入ってからのことです。その後、2012年に父の後を継いだのです。
当時の当社は、良くも悪くも属人的な「職人の集まり」でした。そこで「家業から企業へ」脱皮すべく必要なことを必死に学び、経営理念を軸にした分業体制の確立や組織変革を推進しました。
また、下請け主体の受動的な体制から脱却すべく、自社の提供価値を「工場の安全対策工事」と再定義。操業を止めずに高精度採寸できる「3D空間スキャナ」を導入し、自社で設計・製作から施工まで一貫して完結できる体制を構築したことで、現在は北陸の工場群を中心に顧客基盤を築いています。
【事業課題・募集の背景】
業績は最高売上を達成するなど順調ですが、売上の約9割を占める「オーダーメイド案件」が大きな課題です。年間約300件の案件に対し、毎回ゼロから現調・設計・見積もりを行うため、キャパシティの限界からご依頼をお断りすることもありました。
また、3年前から未経験の新卒採用を始め若い力が7名増えましたが、1,000円の部品から1,000万円の工事まで仕事の範囲が広すぎます。仕事がパターン化できずベテランの経験に依存しているため、彼らが一人前になるには10年以上かかるのが実態です。誰もが成長できるビジネスモデルへの転換が急務となっています。
その突破口となったのが、コロナ禍での挑戦でした。売上が約4割減少した際、自社製品開発に注力し、工場安全柵の自社規格化とオンライン販売(「工場安全柵.com」)を開始。これが2年目で売上約3倍に成長しました。
今回は「次にどの製品をモジュール化・標準化すべきか」という商品企画の段階からプロの知見をお借りしたいと考えています。進行中の中二階規格化に続く、第2・第3の自社商品を企画し、見積もりや設計の手間を省く仕組みを整え、空いた時間でさらなる改善や社員への還元を行うのが目的です。 職人技、3D空間スキャナ、オンライン販売の実績は揃っています。私と共に次に進むべき商品開発ロードマップを描き、リードしてくださるプロの力を必要としています。あなたの経験と知恵を、ぜひ当社に貸してください。

