【依頼背景】
農薬・肥料・バイオスティミュラント(BS)市場を対象に、新規資材の流通構造や販路開拓の実態、ならびに流通業者における取扱い判断プロセスについて調査を行っています。特に、メーカーから最終顧客に至るまでの流通チャネルの構造や、準大手流通業者・広域代理店・資材商社が新規資材を採用する際の評価基準、販売戦略について、実務者の視点から検証しています。
今回は、農薬・肥料・BSの流通に精通した流通業者や商社のご経験者、ならびに流通構造やチャネル戦略に詳しい農業コンサルタントの方から、業界の実態や商流、販路開拓のポイントについて知見をお伺いしたく、スポットコンサルをお願いしたいと考えております。
【シーズ概要】
私たちは、植物の「General Stress Response(GSR)」を活性化する物質を探索・同定する独自技術を確立しています。このアプローチにより、乾燥・高温耐性を高めるBS候補物質を2種類取得済みです。現在、それらの耐性付与効果に関する科学的エビデンスの取得を進めており、特許出願と学術論文の発表を予定しています。
【シーズへの想い】
能年 義輝 教授 (岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域)
植物の免疫力を高める薬剤の研究に取り組む中で、取得した物質の一部が高温や乾燥への耐性も向上させることを見出しました。急速な地球温暖化が作物生産に及ぼす影響を、私たち消費者も日々実感する時代において、植物のストレス耐性を高めることは食料生産を守る鍵となります。私たちは、BS製品の開発と、BS開発を支援する事業を通じて、持続可能な農業の実現に貢献したいと考えています。2025年度GAPファンドステップ1への採択を受け、研究の深化と事業の具体化を加速しています。

