プレスリリース

2025年3月5日

「HiPro(ハイプロ)」、愛知県でスキルリターンを開始
~副業・兼業のプロ人材活用の浸透により、愛知県内企業と愛知経済への寄与を目指す~
名古屋鉄道株式会社における生成AI活用推進の事例を公開

 

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社のプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro(ハイプロ)」は、「スキル循環社会」の実現に向けたアクションである「スキルリターン」を愛知県で開始いたします。

本日3月5日(水)に行った発表会では、愛知県内で副業・兼業の受け入れを推進する株式会社あいち銀行、瀬戸信用金庫、株式会社名古屋銀行、碧海信用金庫によるプロ人材活用の事例紹介と、プロ人材活用実績のある同県内企業の株式会社アイシンをゲストに迎えたトークセッションを行いました。

特設サイト: https://hipro-job.jp/skilljunkan/skillreturn/aichi/

「HiPro」が取り組む、「スキルリターン」プロジェクト

スキルリターン愛知発表会
当日の様子 左から
株式会社あいち銀行 ソリューション営業部 岩田 匡介氏
瀬戸信用金庫 地域貢献室 次長 山内 将氏
パーソルキャリア株式会社 執行役員 「HiPro」編集長 兼 「HiPro」事業責任者 鏑木 陽二朗
株式会社名古屋銀行 法人営業部 法人コンサルティンググループ 主任企画役 渡辺 浩二氏
碧海信用金庫 半田支店 支店長 山田 祐史氏
株式会社アイシン 製品開発センター EV推進ラボ EV統括部 部長 梶原 基義氏

日本の「少子高齢化」「労働人口減少」による人材不足は重要課題となり、地域における人材不足に関する課題は特に深刻です。そこで「HiPro」は、1社でも多くの地域企業にとってプロ人材の活用が当たり前になることで、人材不足の解決に繋げたいという想いから、2023年6月に「スキルリターン」プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、個人が雇用によらず、より多くの企業にスキルを還元することで、個人と企業がともに成長し合う「スキル循環社会」の実現を目指す取り組みです。「スキルリターン」の展開は、鳥取、山形、福岡、広島、京都、秋田、愛媛に続き、愛知県は8地域目となります。

愛知県の産業特性と課題

自動車製造に代表される第二次産業が有名な愛知県。製造品出荷額は2021年に47兆8,946億円※1と45年連続で全国1位であり、「モノづくり地域」として広く知られています。また、年間商品販売額は全国3位※2、農業産出額は全国8位※3と商業や農・水産業も盛んであり、産業分野の幅広さが愛知県の特長です。

一方、日本全国で課題となっている労働人口減少は愛知県も例外ではありません。特に製造業ではグローバル化や技術革新が加速し続ける中、愛知県の産業が継続的に発展するためにも、経営課題の解決に資する人材の獲得は重要なテーマです。

※1 「2022年経済構造実態調査」(経済産業省)
※2 「令和3年経済センサス」(経済産業省)
※3 「令和4年農業産出額及び生産農業所得(都道府県別)」(農林水産省)

愛知県における「HiPro」の取り組み

「HiPro」では、愛知県内企業の経営課題の解決に向け、2018年より同県企業へのサービス提供を開始し、これまでに1,200件を超えるマッチングが誕生しました。大手企業、中小企業、スタートアップなど幅広くプロ人材活用のニーズをいただいており、直近では「技術」や「新規事業」、「システム」といった領域を中心に活用が広がっています。実際に活用した企業からは「プロ人材の参画をきっかけに、社内の取り組みが大きく広がった」「新しい技術を学ぶことができた」といった声が寄せられ、プロ人材の活用が企業課題の解決に寄与することを実感しています。

マッチング数の推移(累計)のグラフ、活用領域別ランキング

このように愛知県でのプロ人材のニーズが高まっている今、「スキルリターン」を通じてより多くの企業のプロ人材活用を後押しすべく、同県で実施することにいたしました。本取り組みでは、スキルリターンのサイトに愛知県の特設ページを開設し、県内企業がプロ人材を活用することでビジネス課題を解決に導いた“先導的事例”を掲載。企業がプロ人材を活用するためのノウハウや成果を蓄積していきます。これにより、愛知県内企業へプロ人材活用によって広がる可能性を発信し、プロ人材活用を浸透・加速させることを目指します。

こうした取り組みを通じて、自らのスキルを還元することで愛知県に貢献したいと考えるプロ人材と、課題を解決したい愛知県内企業をつなぐことで、企業のさらなる成長と経済の活性化に貢献してまいります。

掲載事例

【事例】名古屋鉄道株式会社

鉄道会社_画像ロゴ

グループ横断の生成AI活用推進プロジェクト。
プロ人材からの学びをベースに展開し続けた
取り組みが評価され、「生成AI大賞2024」を受賞。

掲載ページ:
https://hipro-job.jp/skilljunkan/skillreturn/aichi/meitetsu.html

 協力

金融機関_画像ロゴ

 

プロ人材活用の浸透により、地域企業と経済の発展への寄与を目指す取り組み「スキルリターン」
< https://hipro-job.jp/skilljunkan/skillreturn/ >

ふるさとを想うプロ人材を、ビジネスの推進力に。スキルリターン

「スキルリターン」とは、都市部ではたらきながらも、「地域を発展させたい」「この企業の可能性を信じている」という想いを持つプロ人材のスキルを“ふるさと”に還元(リターン)する取り組みです。

日本では、少子高齢化に伴い、生産年齢人口は1995年をピークに減少し続けています。とりわけ地域では、労働力不足がすでに深刻を極めています。

労働力不足を解決する手段の1つとして、プロ人材活用を国を挙げて推進している一方、プロ人材活用を選択肢として持つ企業は一部企業に留まり、地域企業におけるプロ人材活用は進んでいるとは言い難いのが現状です。

こうした課題を解決すべく、1社でも多くの地域の企業にとって、プロ人材の活用が当たり前になることを目指し、2023年6月に「スキルリターン」プロジェクトをスタートしました。

※総務省「情報通信白書令和4年版」

スキル循環社会について< https://hipro-job.jp/skilljunkan/ >

「HiPro」は、「スキルを解放し、社会を多様にする。」をパーパスに掲げ、2023年5月25日に「スキル循環社会」の実現を目指すことを宣言しました。「スキル循環社会」とは、個⼈が持つさまざまな経験、スキルを1社の中に閉じずに、他の企業でも活かし、個⼈が持つスキルは、必要とする企業の中で柔軟に活用。更に、そこで培った経験・スキルがまた他の企業で活かされる。この繋がりにより、企業と個⼈が相乗的に成⻑し、日本経済の発展へと繋げていく。このような社会の実現を⽬指しています。

プロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」について
< https://hipro-job.jp/ >

人生100年時代への突入、コロナ禍でリモートワークが普及・浸透したことなどにより、はたらき方や雇用のあり方が大きく変わってきています。企業を取り巻く環境も劇的に変化し、産業構造も変わりつつあります。こうした中、複雑なビジネス課題を解決するためには、企業と従業員の雇用契約だけでは対応しきれない状況も生まれています。こうした現状を変え、新しい人材活用(タレントシェアリング)を当たり前にするために誕生したのが、「HiPro(ハイプロ)」です。「HiPro」は「スキルを解放し、社会を多様にする。」をパーパスに、企業は課題解決に必要な人材と出会うことができ、個人は自分のスキルにあったプロジェクトを探すことができる、業界初のプロフェッショナル人材の総合活用支援サービスです。「HiPro」の展開により、これまでの経験とスキルを活かしながら自身の可能性を広げたい個人と、複雑化する課題に対応したい企業に選択肢を増やし、社会を多様にしていきます。

パーソルキャリア株式会社について
< https://www.persol-career.co.jp/ >

パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」を通じて人材紹介、求人広告、新卒採用支援などを提供しています。2022年5月にはプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」を立ち上げ、副業・フリーランス領域にも本格参入。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。

当社のミッションについて :https://www.persol-career.co.jp/mission_value/

プレスリリース一覧に戻る