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50代におすすめの副業は?50代ならではの注意点・活躍するコツを徹底解説

50代副業のイメージ

「定年後も今の生活水準を維持できるか不安だ」
「培ってきた経験を活かせる、やりがいのある仕事はないだろうか」

50代を迎えると、定年退職とセカンドキャリアに悩み始める人は少なくありません。50代から副業をすると、蓄積した「経験資産」を社会に還元し、自己実現を加速させられる可能性があります。

本記事では、50代から副業を始めるメリットや課題、そして50代の強みを活かせる具体的な職種を解説します。自信を持って新たな一歩を踏み出すためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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50代から副業を始めることは可能?

結論から言えば、50代からの副業は十分に可能です。

パーソル総合研究所の「第四回副業の実態・意識に関する定量調査」によると、50代正社員の副業実施率は男性5.7%、女性6.2%となっています。

出典:第四回 副業の実態・意識に関する定量調査(パーソル総合研究所)

この数値が低いと感じる人もいるかもしれません。しかし、以下の2点を考慮すると「人数が少ないからこそ挑戦しやすい」とも捉えることが可能です。

  • 企業側の副業人材の受け入れ体制が整備されつつある
  • フリーランスに高い専門性を求める企業が多く存在している

特に豊富な経験と実績を持つ50代の専門人材への需要は、今後ますます高まっていくでしょう。

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50代で副業を始めるメリット

50代で副業を始めることには、単なる収入増以上の大きなメリットが存在します。

主なメリットは、以下のとおりです。

  • 新たな知見を得られ、自己成長につながる
  • これまでの経験を活かして社会貢献ができる
  • 収入源が増えることで定年後のリスクヘッジになる
  • 退職後の自己実現やキャリア形成につながる

以下、それぞれ具体的に解説します。

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新たな知見を得られ、自己成長につながる

副業は、新たな学習と自己成長の機会となります。

長年同じ組織にいると、知見やスキルセットが固定化しやすいため、副業で異なる業界や規模の企業と関わることで、思考の枠を広げる絶好の機会となります。

たとえば、大手企業で人事部長を務めた方が、スタートアップの人事アドバイザーとして副業を始めたとします。副業では、大手とは異なる意思決定のスピード感や、ゼロから仕組みを構築する経験を得ることが可能です。新しい組織論やデジタルツールの知見は、本業にも還元できるでしょう。

これまでの経験を活かして社会貢献ができる

50代から副業をすることで、培ってきた専門性を社外で役立てることが可能です。

50代のビジネスパーソンは、数々の修羅場を乗り越えた実践的なノウハウを持っていることが多いです。その知見は、リソースが不足しがちな中小企業やNPO、地方自治体にとって貴重な財産となるでしょう。

自身の経験が社会の課題解決に直結する手応えは、50代だからこそ感じられる副業の醍醐味です。副業は、利潤追求だけでなく、自らの「経験資産」を社会に還元する有効な手段となります。

収入源が増えることで定年後のリスクヘッジになる

収入源を増やすことは、将来の経済的安定性を高める重要な戦略です。

人生100年時代といわれる現代では、年金制度や退職金だけでは心許ないと考える方も多いでしょう。副業によって「給与所得以外の柱」を構築しておくことで、将来の経済的リスクに対応できる可能性が高まります。

本業の給与があるうちに副業で「助走」をつけておくことで、定年後に「いきなりゼロからスタート」するリスクを回避することが可能です。50代からの副業は、定年後の生活を支える第二、第三のキャッシュポイントを育てるための重要な要素といえるでしょう。

出典:「人生100年時代」に向けて(厚生労働省)

退職後の自己実現やキャリア形成につながる

副業は、定年後の自己実現や新たなキャリアも形成できます。

定年退職後に「何をすべきかわからない」と燃え尽きてしまうケースは少なくありません。副業をすることで、定年後に自分が本当にやりたいことや、情熱を注げるテーマを見つけられる可能性が高まります。

また、副業を通じて「会社員」という肩書を外した自分自身の価値を確かめることは、退職後に自信を持って自己実現をするうえで大切な準備活動となるでしょう。

50代が副業をすることで活かせる強み

50代には、副業において独自の強みがあります。

主な強みは、以下のとおりです。

  • マネジメント経験・業界知識など「経験資産」が武器になる
  • これまでの人脈・信頼関係を活かして案件を獲得できる
  • 危機管理能力・リスクマネジメント力で信頼を得られる
  • 経営経験がある場合は、経営者の悩みや課題に寄り添える

以下、それぞれ詳細に解説します。

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マネジメント経験・業界知識など「経験資産」が武器になる

50代の最大の武器は、数十年かけて蓄積した経験資産です。

若い世代が持つ最新のデジタルスキルとは異なり、50代が持つ実践知は一朝一夕では習得できません。特に、複雑な組織を動かしたマネジメント経験や、業界の変遷を知り尽くした深い知見は、希少価値が高いです。

たとえば、特定の業界で20年以上営業本部長を務めた方であれば、その業界特有の商慣習やキーパーソンを熟知しています。新規参入を目指すスタートアップにとって、その知見は事業戦略を左右するほどの価値があるでしょう。

単なる知識ではなく、失敗や成功の「生きた事例」に基づいた判断力こそが、クライアント企業から求められる核心的な価値です。

これまでの人脈・信頼関係を活かして案件を獲得できる

長年のキャリアで築いた人脈と信頼は、案件獲得の強力な基盤となります。

副業市場では「何をできるか」と同時に「誰であるか」が問われます。50代のビジネスパーソンは、その名前と実績で仕事が取れる「看板」を持っていることが多いです。ゼロからSNSで集客するよりも、既存の人脈(リファラル)経由のほうが、質の高い案件に結びつきやすい傾向があります。

危機管理能力・リスクマネジメント力で信頼を得られる

数々の修羅場を経験した危機管理能力は、経営者に安心感を与えます。ビジネスは常に順風満帆とは限りません。以下のように、さまざまな危機が発生します。

  • 業績悪化
  • コンプライアンス問題
  • 人材流出 など

50代は、上記のような困難な局面を実際に乗り越えてきた経験を持っている場合が多いです。経営者は、目先の成果だけでなく、事業を「守る」視点を持つアドバイザーを高く評価します。この「守備力」の高さが副業において明確な差別化要因となるでしょう。

経営経験がある場合は、経営者の悩みや課題に寄り添える

経営や事業部長の経験は、経営者の「孤独な悩み」に寄り添う強力な武器です。経営者は、以下のように従業員には相談しにくい多くの課題を抱えています。

  • 資金繰り
  • 組織運営
  • 事業承継 など

同じ立場で悩んだ経験を持つ50代であれば、単なる専門家としてではなく、良き相談相手(壁打ち相手)として価値を発揮することが可能です。

たとえば、自身も事業再生の経験があるコンサルタントが、業績不振に悩む中小企業の社長にアドバイスをする場合を考えます。テクニカルな財務改善策だけでなく「私も当時は眠れない夜を過ごした」といった共感や、組織をまとめる際の精神的な葛藤をリアルに共有可能です。

この「伴走者」としての姿勢があることで、経営者との強固な信頼関係を築けます。50代の経営経験者は、経営者のメンターやエグゼクティブコーチとして、唯一無二の価値を提供できるでしょう。

50代で副業する際に障壁となりやすい課題

多くの強みを持つ50代ですが、新たな挑戦には障壁もあります。

主な障壁は、以下のとおりです。

  • 最新のデジタルスキルのキャッチアップが必要
  • 「体力・時間・家族事情」の制約を踏まえた計画が必要
  • 自社の企業文化に慣れすぎて、他企業の文化になじめない
  • 個人としての価値を市場に打ち出す経験が乏しい

活躍できる人材になるためには、事前に課題を認識し、対策を講じることが大切です。

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最新のデジタルスキルのキャッチアップが必要

専門性がいかに高くとも、最低限のデジタルスキルの習得は不可欠です。

現代のビジネスは、デジタルツールなしには成立しません。副業では、本業の部署や秘書がサポートしてくれた業務も、すべて自分で行う必要があります。

デジタルツールを使えないと、円滑なコミュニケーションが取れず、仕事の効率が著しく低下します。「使い方がわからない」では、プロフェッショナルとしての信頼を失いかねません。

まずは基本的なビジネスツールの操作に慣れることが重要です。

「体力・時間・家族事情」の制約を踏まえた計画が必要

無理のない計画を立て、本業や私生活とのバランスを取ることも大切です。

50代は体力の低下や本業での重責、親の介護など家族の事情などが重なりやすい時期でもあります。若い頃のように「週末をすべて副業に充てる」といったはたらき方は、心身の健康を損なうリスクがあるでしょう。

トラブルを避けるためにも、副業を始める前に目的や家庭に割ける時間を事前に確認し、話し合っておくことが大切です。

自社の企業文化に慣れすぎて、他企業の文化になじめない

50代まで1社で長くはたらいてきた人は、自社の企業文化に慣れすぎて他の企業になじめない危険性があります。

長年一つの会社に勤めていると、その会社のルールや価値観が「当たり前」になりがちです。しかし、スタートアップなどの副業先は、全く異なる文化で運営されています。そのため、これまでの「常識」を一度リセットし、柔軟な姿勢で他社の文化に適応することが大切です。

「過去の成功体験」を語るのではなく、相手の文化を尊重し、その上で自らの知見をどう活かすかを考える姿勢を忘れないようにしましょう。まずはクライアントのやり方を観察して理解することが大切です。

個人としての価値を市場に打ち出す経験が乏しい

副業として活動する際は「個人」として何ができるかを明確に言語化する必要があります。副業市場では、会社の知名度ではなく、個人のスキルや実績が評価対象になるためです。

副業経験のない人の場合、個人としての価値を市場に打ち出す経験が乏しい点は障壁となるでしょう。特に、案件に応募する際「長年人事を担当」という抽象的な表現では価値が伝わりません。

「500人規模の組織で、リモートワーク導入時の新人事制度を設計し、離職率を5%改善した」のように、具体的な課題・行動・成果を数値で示すことが重要です。

50代におすすめのスキル・経験を活かせる副業

50代の「経験資産」は、多様な副業で活かすことが可能です。ここでは、50代ならではのスキル・経験を活かせる副業を紹介します。

経営・戦略コンサルタント

事業部長や役員経験者は、経営・戦略コンサルタントとして、経営戦略の立案を支援できます。事業全体を俯瞰し、ヒト・モノ・カネ・情報を最適配分してきた経験は、中小企業の経営者にとって価値のあるものです。

経営・戦略コンサルタントの主な仕事は、企業の中期経営計画の策定支援や、新規事業のフィジビリティスタディ(実現可能性調査)を行うことです。また、後継者育成や組織のガバナンス強化といった、経営の根幹に関わる課題解決も実施する業務もあります。

単なるアドバイスに留まらず、経営会議に参加して議論をファシリテートするなど、実行支援まで担うことが必要になることも多いです。

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マーケティング・広報アドバイザー

長年のマーケティングや広報の経験は、企業のブランド価値向上に貢献できます。

特にBtoB(企業間取引)領域や、高額商材のマーケティング戦略は、深い業界知識と人脈が成果を左右します。50代は以下のような点で強みを発揮することが可能です。

  • 業界紙や展示会を活用した戦略
  • プレスリリース配信によるメディアリレーション構築
  • 危機管理広報(クライシスコミュニケーション)

デジタルマーケティングの実行部隊ではなく、その上位概念である戦略設計やブランド管理で価値提供を狙うとよいでしょう。

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人事・組織開発コンサルタント

人事部門での豊富な実務経験は、企業の「人」に関する課題解決に役立ちます。人事機能全般を理解している人材は、人事機能が未整備な成長企業で活躍できるでしょう。

人事・組織開発コンサルタントの主な仕事は、以下のとおりです。

  • 事業フェーズに合った人事評価制度の設計・導入を支援
  • 中堅企業の次世代リーダー育成プログラムを企画・実行
  • ミドル・シニア層の活性化(リスキリング)
  • エンゲージメント向上施策のアドバイス

また、採用面接官の代行や、労務トラブルの初期対応支援なども需要があります。組織の「人」に関する課題に、自らの経験に基づいた実践的な解決策を提示できる副業です。

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M&A・財務アドバイザー

財務・経理部門や金融機関での経験は、M&Aや資金調達の専門家として活かせます。

事業承継問題に悩む中小企業は多く、M&A(企業の合併・買収)のニーズは高まっています。また、成長企業の資金調達も重要な経営課題の一つです。財務デューデリジェンス(企業の資産価値評価)の支援や、M&Aの交渉プロセスにおけるアドバイスを提供するとよいでしょう。

また、銀行出身者であれば、金融機関との折衝ノウハウを活かし、事業計画書の策定支援や最適な資金調達方法(融資、出資など)を助言できます。

CFO(最高財務責任者)が不在の企業に対し、「社外CFO」として財務戦略全般をサポートすることも可能です。

プロジェクトマネージャー・PMO支援

複雑なプロジェクトを完遂させたマネジメントスキルは、プロジェクトマネージャー・PMO支援として活かせます。

企業内のDX推進プロジェクトや、基幹システムの入れ替えプロジェクトなどに、外部のプロジェクトマネージャーとして参画可能です。また、プロジェクト全体を円滑に進めるためのPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)として、以下の業務の調整役も担うことも一つです。

  • 進捗管理
  • 課題整理
  • 関係部署間

特定の業界知識があれば、その業界のプロジェクト支援でさらに高い価値を発揮できるでしょう。

メンター・エグゼクティブコーチ

豊富なビジネス経験と人間的成熟度は、若手経営者や管理職のよき相談相手となり得ます。相手の内面的な成長や気づきを促す、メンターやエグゼクティブコーチとしても活動可能です。

メンター・エグゼクティブコーチの主な業務は、定期的に1on1ミーティングを行い、対象者の悩みやキャリアプランを聞き出すことです。そのうえで、以下のような悩みを解決します。

  • 組織が急拡大する中で、社長のリーダーシップのあり方
  • 昇進したばかりのミドルマネージャーの部下育成の悩み

経験豊富な50代であれば、自身の成功体験や失敗談を交えながら、相手が自ら答えを見つけるサポートが可能です。自らの経験を「知恵」として次世代に継承する、やりがいの大きい副業といえるでしょう。

業界特化型アドバイザー・技術顧問

特定の業界や技術分野で培った深い専門知識は、顧問として重宝されます。

特に、以下のように専門性が高い分野ほど、長年の経験を持つベテランの知見が求められやすいのが特徴です。

  • 製造業
  • IT
  • 医療
  • 金融

ニッチな分野であっても、「その領域ならこの人」という第一人者であれば、高単価な顧問契約が期待できます。自らの専門性をピンポイントで活かし、企業の技術的・専門的課題を解決する仕事です。

専門分野のセミナー講師・研修講師

培ってきたノウハウやスキルを体系化し「教える」仕事も有力な選択肢です。50代の持つ以下のような実践的なスキルは、多くのビジネスパーソンが学びたいテーマといえます。

  • 高度な交渉術
  • クレーム対応
  • 部下育成論

最初は小規模な勉強会から始め、実績を積むことも可能です。資料作成やプレゼンテーションのスキルは必要ですが、人前で話すことが得意な方には適しています。自らの知識や経験を「コンテンツ化」し、多くの人に届けることができる副業です。

不動産活用・資産運用アドバイザー

不動産や金融に関する実務経験は、個人の資産形成を助けるアドバイザー業務に活かせます。

不動産業界での経験を活かし、相続した不動産などの適切な活用法を助言するなどです。また、金融機関での勤務経験に基づき、個人のライフプランに合わせた資産配分の考え方をアドバイスするのも一つです。

責任の大きな仕事でもあるため、あくまで中立的な「相談役」としての立ち位置を明確にするようにしましょう。

地域資源活用・DMO支援

ビジネススキルを、地方創生や地域活性化の分野で活かす道もあります。

多くの地方自治体やDMO(観光地域づくり法人)は、地域の魅力を発信し、収益事業を生み出すためのノウハウや人材を求めています。都市部でのマーケティング経験を活かすことで、地方の特産品のブランディングや販路開拓を支援することが可能です。また、旅行業界での経験を活かせば、インバウンド向けの新しい観光ツアーの企画・提案もできるでしょう。

リモートでの参加が可能なプロジェクトも一定数存在しており、都心にいながら地方貢献ができるケースも少なくありません。自らのスキルで地域課題の解決に貢献することで、社会的な意義を感じられる副業です。

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50代の副業に関するよくある質問

副業を始めるにあたって、50代ならではの疑問や不安もあるでしょう。よくある質問にお答えします。

定年後も続けられる副業の選び方は?

50代の副業は、以下の3つの軸で選ぶことが重要です。

  • 専門性
  • 体力的な負荷
  • やりがい

定年後は、体力的な制約がある一方で、時間的な余裕が生まれます。短期間で稼ぐことよりも、長く続けられることが重要です。

コンサルタントや技術顧問など、自らの経験が活きる仕事は、年齢に関わらず需要があります。また、場所や時間に縛られない、リモートワーク中心の仕事は、体力の衰えを感じても続けやすいでしょう。

さらに、メンターや地域貢献のように、収入だけでなく社会とのつながりや自己実現を感じられる仕事であれば、定年後の生活が豊かになります。収入、健康、心の充足のバランスを考え、持続可能な副業を選択しましょう。

50代からの副業は体力的にきつい?

50代からの副業は、はたらき方次第できつさが変わります。

たしかに、本業に加えて副業を行うことは、体力的な負担を伴います。しかし、50代の副業は、時間給の労働集約型の仕事を狙う必要はありません。経営コンサルタントやアドバイザーのように、月1回の会議出席とレポート作成といった、短時間の作業で高い価値を発揮する仕事もあります。

自分の体力を過信せず、まずは週に4〜8時間程度から始め、本業や体調への影響を見ながら調整することが賢明です。自分の体力と相談し、活動時間をコントロールできる「スポット型」や「顧問型」の副業から始めることも視野にいれましょう。

副業案件に応募する際に注意するポイントは?

副業案件に応募する際は、自身の価値を的確に伝え、謙虚な姿勢で臨むことが大切です。特に、以下の3点を意識しましょう。

  • プロフィールの最適化
  • 応募時の工夫
  • 支援時の姿勢

プロフィールには経歴を羅列するのではなく「どのような課題を」「どう解決し」「どのような成果を出したか」を具体的に記載します。クライアントが「この人に頼めば課題が解決しそうだ」とイメージできることが重要です。

また、テンプレート的な応募文は避けましょう。募集要項を深く読み込み、「なぜ自分がその案件に適任なのか」「自分ならどう貢献できるか」を具体的に提案することが大切です。

加えて、本業での役職や過去の成功体験から、無意識に「上から目線」や「高圧的」な態度を取らないよう自制が必要です。良好な信頼関係を築くためには、相手の文化を尊重し、謙虚に耳を傾ける姿勢を意識しましょう。

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50代から副業で活躍したいなら、まずは事前準備を徹底しよう

50代からの副業は、豊富な経験資産を活かせるメリットが多い一方、デジタルスキルや体力面、他社文化への適応といった課題もあります。

まずは自身の「経験資産」の棚卸しから始めてみましょう。過去の職務経歴書をアップデートし、「自分は何者で、何ができるのか」をまとめてみることが大切です。

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