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代表的な副業の種類を一覧で紹介!メリットや探し方、注意点も解説

副業を始めてみたいと思ったものの、「どのような副業があるのか」「本業と両立できるのか」など疑問や不安を感じ、なかなか一歩を踏み出せないという方は少なくないでしょう。副業にはさまざまな種類があり、それぞれに異なるメリットやデメリットが存在します。

本記事では、代表的な副業の種類を一覧で紹介するとともに、副業のメリットや探し方、注意点をまとめて解説します。これから副業を始めようと考えている方、副業に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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代表的な副業の種類を一覧で紹介!

代表的な副業の種類を一覧にまとめると、以下の通りとなります。

分類

特長

内容

本業のビジネススキルを活かした副業

本業で培ったビジネス経験や知識を直接活かせる

スポットコンサル、プロジェクト参画型案件等

Webの専門スキルを活かした副業

デザイン、ライティング、プログラミングなどの専門スキルが求められる

Webデザイン、ライティング、プログラミング、動画編集等

ネットで手軽にできる副業

専門知識がなくてもスマホやPCがあれば始められる

ポイントサイト、アンケートモニター等

アルバイト系の副業

店舗や工場などでスタッフとして勤務する

店舗スタッフ、軽作業スタッフ等

投資系の副業

市場動向を読み取り、株式や通貨を売買する

株式投資、暗号資産(仮想通貨)、FX等

以下、副業の種類別に概要やメリットやデメリットを見ていきましょう。

本業のビジネススキルを活かした副業

本業で培ってきた経験や知識を活かせば、副業をスムーズに始められるでしょう。特定の分野のスペシャリストとして、短時間で企業にアドバイスをする「スポットコンサル」や、メンバーとして事業を推進する「プロジェクト参画型」などが挙げられます。

本業のスキルが活かせるため、報酬が高い傾向にあるほか、副業で得た経験や知識を本業に活かせるというメリットもあります。一方、スペシャリストとして一定の経験や知識が求められるため、誰でも簡単に始められるわけではありません。自身の専門分野で対応できそうな案件があるか、まずはチェックしてみるとよいでしょう。

Webの専門スキルを活かした副業

Webデザインやライティング、プログラミング、動画編集など、Webの専門スキルを活かした副業に取り組む人が増えています。Webサイトや広告のデザイン、Webサイトに投稿するコンテンツの作成、Webサービスの立ち上げなど、仕事内容は多岐にわたります。

オンラインで受注し、平日の夜間や週末など空いた時間で作業できる案件が多い点は、Webの専門スキルを活かした副業のメリットでしょう。一方、まずは最低限のスキルを身につける必要があるため、初めて取り組む場合は収入を得るまでに時間がかかるかもしれません。

ネットで手軽にできる副業

「ポイ活」と呼ばれるポイントを貯める活動や、アンケートモニターなど、インターネットを通じて手軽に始められる副業も人気です。作業内容が簡単で空いた時間にできるため、本業が忙しい方でも始めやすいでしょう。

しかし、専門性がなくても手軽に始められるため、単価は低い傾向にあります。まとまった収入を得たい場合は、すでにある専門性を活かしたり、新たなスキルを身につけたりするほうが効率的だと考えられます。

アルバイト系の副業

小売業やサービス業の店舗スタッフ、工場での軽作業スタッフなど、副業でアルバイトをするという選択肢もあります。時間を確保できれば簡単に始められ、安定した収入を得られるのが魅力です。一方で、店舗や工場での勤務になるため、本業の終業後にアルバイト先へ移動しなければならない点や、シフト制で労働時間が長くなりがちな点には注意が必要です。

投資系の副業

株式や通貨などに投資して、利益を得るという副業に取り組む人もいます。元手さえあればすぐに始められ、大きな収入を得られる可能性がある点が魅力です。しかし、暗号資産やFXなど、価格の変動が大きいものに投資をすると、短い期間で大きな損失を出すリスクもあります。投資の副業は余剰資金の範囲で行うのが適切だといえるでしょう。

副業の種類別に具体的な業務内容を紹介

ここからは、副業の種類ごとに具体的な業務内容や仕事の特徴をご紹介します。どのような副業に挑戦するか検討する際に、ぜひ参考にしてください。

本業のビジネススキルを活かした副業

本業のビジネススキルを活かした副業として、以下2つのタイプについて詳しく見ていきましょう。

  • スポットコンサル
  • プロジェクト参画型

スポットコンサル

スポットコンサルは、1時間単位などで実施する面談形式のコンサルティングを指します。特定分野のスペシャリストとして本業の専門知識を直接活かせるため、力を発揮しやすく、報酬も高い傾向にある点が魅力です。

経営コンサルティングだけでなく、営業やマーケティング、広告、IT、人事など、特定の分野で課題を抱えており、専門家に相談したいと考える企業は数多く存在します。そのため、本業で培ってきた経験や知識が想定以上に高く評価されるというケースは珍しくありません。

業界動向を知るためのインタビューをしたい、業界や職種のノウハウを聞きたい、社員研修の講師として登壇してほしいなど案件内容は多種多様です。特定の分野で経験を積んできた方は、副業用のマッチングサイトなどで一度案件をチェックしてみるとよいでしょう。

プロジェクト参画型

プロジェクト参画型の副業は、スポットコンサルと違い、副業先の事業にメンバーとして参画し、実務を行います。たとえば、マーケティングのスペシャリストとしてブランド戦略を構築したり、人事の専門家として採用や人材育成のあり方を見直したりといった仕事が挙げられます。

特定の部門に課題があるものの、社内に担当できる人材がいないという場合、副業人材を探す企業は少なくありません。本業の知識や経験を活かしながら副業先のプロジェクトに従事すれば、力を発揮しやすく、副業先からも高い評価を得やすいでしょう。

Webの専門スキルを活かした副業

Webの専門スキルを活かす副業として、ここでは代表的な以下の4つをご紹介します。

  • Webデザイン
  • ライティング
  • プログラミング
  • 動画編集

Webデザイン

Webデザインの仕事では、企業のWebサイトや広告などのデザインを担当します。デザインに必要なツールを駆使する能力や、マーケティング効果の高いデザインを作成する能力が求められます。

ライティング

ライティングの仕事では、企業Webサイトに掲載するコラム記事の執筆や、インタビュー記事の作成などを行います。ライティングスキルはもちろんのこと、検索エンジンからのアクセスを増やすためのSEO対策など、案件によっては高度な知識やスキルが求められます。

プログラミング

プログラミングは、クライアントのWebサイトやアプリ、システムなどを構築する仕事です。プログラミング言語のいずれかを習得し、そのプログラミング言語で対応できる案件を探して応募するのが一般的な流れです。プログラミング経験がない場合、いきなり案件に応募するのではなく、まずはスキルの習得に注力するほうがよいでしょう。

動画編集

動画編集は、YouTubeやSNSなどに投稿する動画を編集する仕事です。編集ツールを駆使する能力はもちろん、クライアントの意向をくみ取ったうえで、より魅力的なコンテンツに仕上げる編集能力が求められます。

Webデザインやプログラミングと同様、質の高い成果物に仕上げるためには一定のスキルが求められます。

ネットで手軽にできる副業

ネット系の副業としては、ポイントサイトやアンケートモニターなどが挙げられます。

ポイントサイトは「ポイ活」とも呼ばれるもので、広告を見たりゲームをクリアしたりすることでポイントを貯め、現金や電子マネーに交換します。アンケートモニターは、インターネット上などで募集されているアンケートに答え、報酬を得る仕事です。ポイントサイト、アンケートモニターは、ともに手軽に始められる反面、単価が低い傾向にあり、まとまった収入になりにくいというデメリットがあります。

アルバイト系の副業

アルバイト系の副業としては、店舗スタッフや軽作業スタッフなどの仕事が挙げられます。

業界を問わず人手不足が深刻化している状況であるため、時間さえ確保できればすぐに始められるでしょう。一方で、本業が終わったあとや週末にまとまった時間を費やす必要があるため、ワークライフバランスが崩れやすい点には注意が必要です。肉体労働であれば身体にも負荷がかかるため、体調管理が欠かせません。

投資系の副業

投資系の副業では、株式投資、暗号資産(仮想通貨)、FXなどが代表的です。

元手さえあればすぐに始められ、想定通りに価格が変動すれば大きな収入を得られる可能性があります。また、アルバイトなどと違って拘束時間がないこともメリットでしょう。一方で、景気やトレンドの急激な変化によって大きな赤字を抱えるリスクがあります。生活に必要な資金を確保したうえで、少額から始めるのがよいでしょう。

そもそも副業をするメリットとは

ここまで代表的な副業の種類についてご紹介してきましたが、副業をすることには以下のようなメリットがあります。

  • スキルが身につく
  • 収入が増える
  • 自己実現にチャレンジできる

それぞれ順番に見ていきましょう。

スキルが身につく

副業を通じて本業とは異なる仕事を経験することで、自身の専門性が磨かれたり、新たなスキルが身に付いたりします。たとえば、経営者や幹部社員とコミュニケーションを取る機会が多い副業であれば、経営者視点を身に付けることもできます。副業で得た知識や経験が本業にも活かされ、ステップアップにつながる可能性があります。

収入が増える

副業を始めれば、本業に加えて新たな収入源を得ることになります。本業だけでは大きな収入の増加が見込めない場合でも、副業で一定の収入が得られれば貯蓄や投資に回したり、生活水準を上げたりできるでしょう。そのためには、目標とする金額を定め、目標に合った副業を選ぶ必要があります。

自己実現にチャレンジできる

本業のスキルを活かしたり、これまで挑戦したくてもできなかったことにチャレンジしたりすることで、人生が充実するのも副業のメリットです。何かやりたいことがあっても、本業をいきなり辞めるという決断は多くの方にとって難しいでしょう。副業であれば、リスクを抑えながら自己実現にチャレンジできます。

副業の探し方2選

ここでは、具体的な副業の探し方として以下2つの方法をご紹介します。

  • 副業マッチングサイトで探す
  • 知り合いに紹介してもらう

副業マッチングサイトで探す

副業マッチングサイトは「副業をしたい個人」と「人材を探している企業」をマッチングするためのサービスです。案件内容や報酬などが明記されているため、自に合った副業を効率よく探せるでしょう。サービスによって取り扱う副業の種類が異なる場合があるため、自身の得意分野の案件が豊富に掲載されているかどうかをチェックしてみましょう。

知り合いに紹介してもらう

業界内に知り合いがいる場合は、副業案件がないか聞いてみるのも一つの手です。人手不足に悩む職場は多いため、意外と身近なところで副業先が見つかるかもしれません。

ただし、自身に合った仕事かどうかはよく見極める必要があります。仕事内容や勤務先が合わなかった場合は断る必要があるため、辞退することで関係が悪化する恐れがある場合は、安易に仕事を受けないというリスク管理も重要です。

副業を始める際の注意点

実際に副業を始める際には、以下3つの点に注意しましょう。

  • 危ない副業案件もある
  • 自己管理が欠かせない
  • 収入次第で確定申告が必要になる

危ない副業案件もある

副業の注目度が高まる中、副業に興味のある個人を狙った詐欺のような案件も存在します。たとえば、高単価を謳って応募者を集め、案件の開始前に教材を買わせるといったものが挙げられます。

また、株式投資や暗号資産、FXのように損失を被る可能性がある副業も存在するため、メリットとデメリットをよく見極めて選ぶことが大切です。

自己管理が欠かせない

副業を始めるなら、体調やスケジュールなど自己管理を怠らないようにしましょう。収入を増やそうとするあまり、無理なスケジュールを立てて体調を崩しては本末転倒です。本業にも支障をきたし、評価を下げてしまうかもしれません。無理のない範囲で始め、様子を見ながら仕事量を増やしていくとよいでしょう。

収入次第で確定申告が必要になる

副業での所得が20万円を超えると、確定申告が必要になります。会社の給与だけであれば、基本的に個人での税金申告は必要ありませんが、副業で一定の収入を得ていれば申告が必要になります。また、医療費控除やふるさと納税などで確定申告を行う場合は20万円以下であっても申告が必要です。確定申告の時期になって慌てないよう、事前に準備しておきましょう。

まとめ

本記事では、代表的な副業の種類を一覧で紹介するとともに、副業のメリットや探し方、注意点をまとめて解説しました。

スキルを磨きながらまとまった収入を得たいなら、本業のスキルを活かした副業を選ぶのがよいでしょう。すでに実績がある分野なら、企業からの評価も得やすいはずです。営業やマーケティング、人事、ITなど、一般企業の勤務で培ったスキルを活かせる副業案件は少なくありません。

ご紹介してきたように、副業には多くの種類がありますので、自身のキャリアプランやはたらき方に適したものを探してみてください。

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