マーケット構造が複雑化する現代において、新規事業開発をリードする人材とは
昨今では、社会構造や消費者行動の変化、テクノロジーの急激な進歩、SDGsの浸透などによって、ビジネスモデル改革のニーズが高まっています。しかし、成長戦略として新規事業開発に取り組む企業が多い反面、課題も山積みになっている状態です。「新規事業アイデアの発案方法や絞り方が分からない」「現状から新規事業開発の方向性をどのように考えるべきか分からない」「仮説検証方法や事業評価基準を含めて、新規事業の妥当性が判断できない」「曖昧な上流の構想を、どのように新規事業として具現化すれば良いか分からない」「サービスのKGI・KPI設計が正しくできておらず、事業計画が絵に描いた餅になってしまう」そもそも新規事業に取り組むこと自体が初めてで、「何から取り組むべきか分からない」という状態に陥っている企業も、少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、幅広い業界の新規事業開発を支援する百瀬氏に、新規事業開発に重要な考え方を伺いました。